最終更新日: 2024年10月15日 by 梅子
安価で手に入りやすい平袋ラッピングはギフト包装の定番品です。
シンプルだからこそ、いろいろなアレンジ方法があり、ちょっとした工夫でオリジナリティがUPします。
ここではそんな平袋の魅力と使い方、季節に応じたアレンジアイデアなど
ギフト包装に役立つ情報をお届けします。
目次
平袋ラッピングの魅力とは
平袋ラッピングの魅力は、安価で簡単、そしてシンプルな点にあります。
カジュアルギフトにぴったりな平袋は、お気に入りのシールで口を留めたり、リボンやワイヤータイを使ったりして、自分好みのラッピングにするのがとても容易です。
デメリットとしては、格式ばった場面や高級品には似合わない点が挙げられます。
また、薄手の素材で作られたものが多いため、重い瓶や缶の詰め合わせギフトには不向きです。
平袋ラッピングの基本的な使い方
平袋ラッピングの基本手順
平袋ラッピングの使い方はとっても簡単!
袋を開いて、中身を入れて、口を閉じれば完成です。
閉じ方はシール、リボンやタイ、シーラー等、お好きなものでOKです。
あらかじめ使用するリボンがセットされている平袋なら、ラッピング作業もスピーディに行えますね。
■ソフトバッグベーシック 2穴リボン巾着 S2サイズ
あらかじめ二つ折りのリボンが通った平袋ラッピング。丈夫で破れにくい両面不織布製なので、高級感のある仕上がりになります。二つ折りのリボンは結びやすく、ラッピングがより華やかに。
平袋ラッピングのマチの作り方
不織布製の平袋であればシーラー加工がおすすめ。
正方形の印を平袋に付けます。印は、チャコペンなどの消えるペンを使うと良いでしょう。
正方形のサイズは、希望するマチサイズの半分です。例えば、10cmのマチを作りたい場合は、5cmの正方形を印として付けましょう。
慣れないうちは、裏面と表面の両方に印を付けてください。
正方形の上辺が平袋の両面で水平線になるように、三角形を作ります
水平線部分をシーラーで圧着していきます。
※使用しているシーラーは「超音波溶着器 はるる」
余分な生地は、必要に応じてカットしてください。
このとき、圧着したすぐ近くをカットすると失敗する可能性があるため、1~2mmほど離れた場所をカットすることをおすすめします。
マチ付き平袋の完成です!
平袋ラッピングのサイズ選び
平袋ラッピングにはキャンディなどの小さい商品に合うもの、ショルダーバッグなどに適したもの、さらには枕などの寝具や、大きなぬいぐるみが入るものまで幅広いラインナップがあります。
中身に合わせてお選びいただくのがベストではありますが、平袋の良いところは、少し大きめでも何となくフィットしてくれるところ。
ぎりぎりのサイズ感だと裂けてしまう場合もあるので、迷ったときには少しサイズアップするのが安心です。
また中身の形にあまり影響されず使用できるのも平袋ラッピングの便利なポイントです。
ボールなどの丸い形、四角い箱、逆に形の定まらないぬいぐるみなどどんなものでもうまく収まってくれます。
オリジナル平袋ラッピングの作り方
オリジナル平袋を作りたいなら、専門のお店や会社にお任せするのが一番!
シルク単色印刷ならご希望のロゴやお店の名前を安価にプリント可能です。
写真は、シルク印刷を平袋に入れた例です。
シルク印刷ってなに?と言う方は、こちらから!
オシャレなロゴであればカラー印刷もいいですね。
小さいワンポイントでも、他より目を引くラッピングになること間違いなし。
印象にも残りやすく、お店のPRにもなりそうです。
写真は平袋にコピー転写でフルカラー印刷を入れた例。コピー転写印刷ってなに?と言う方はこちらから!
もっとこだわりたいという方にはオリジナル柄のプリントがおすすめ。
袋全体に柄を入れれば、オリジナリティ抜群です。
小ロットでも安価で作成できる場合がありますので、ぜひ専門店にご相談されてみてはいかがでしょうか。
写真は高温転写印刷で平袋を作成した例。高温転写印刷ってなに?と言う方はこちらから!
平袋ラッピングのアレンジ方法
シンプルな平袋でも使う色やちょっとした工夫でいろんな演出が可能です。
季節感も表現できますし、タグや帯を付ければオリジナリティがUP。
ここでは誰でも簡単にできる平袋ラッピングの演出、アレンジ方法をご紹介します。
季節感やイベント感を色で表現
春の平袋ラッピングイメージ
春をイメージしたラッピングなら、淡いピンクや新緑の黄緑がおすすめです。
こちらの写真は、淡いピンクの平袋に桜柄を印刷したものです。
平袋の前面にはオーガンジーを使用し、春のやわらかな風合いを表現しています。
夏の平袋イメージ
夏をイメージしたラッピングには、海を連想させる青や、南国を思わせる黄色やオレンジがぴったりです。
写真は七夕をイメージしたラッピングです。
平袋本体には青やパステルブルーを使用し、涼しげで夜空を思わせる配色にしています。
リボンは星の色をイメージしたイエローを選びました。
このように、それぞれの季節を連想させる色を組み合わせることで簡単に季節の演出が可能です。
イベントなども同じく、イメージカラーがありますよね。
ハロウィンの平袋イメージ
ハロウィンのラッピングには、ジャックオランタンを連想させるオレンジ色がイメージカラーです。
オレンジ色をメインに配色することで、ハロウィンらしさを演出できます。
写真のラッピングでは、オレンジ色をメインに、本来のかぼちゃをイメージしたグリーンを配色しています。
この配色は、お子さまにも怖がらずに使っていただけます。
さらに、紫色のリボンを使用すれば、少しミステリアスでホラーなイメージを加えることもできます。
クリスマスの平袋イメージ
クリスマスのイメージカラーといえば、緑と赤です。
クリスマスツリーを連想させる緑と、サンタクロースを思わせる赤の組み合わせは、世代を問わずワクワクする配色です。
写真のラッピングは、クリスマスをイメージして定番の緑と赤をメインに使用しています。
ゴールドのリボンをワンポイントに加え、大人向けのクリスマスカラーに仕上げました。
お正月なら紅白や金、バレンタインは赤やピンク。
特別なラッピングを取り揃えなくとも、イメージカラーを並べるだけでイベントらしさが表現できます。
リボン、タグやシール、帯でアレンジ
平袋ラッピングに目を引くアクセントを取り入れたいなら、リボン、タグやシール、帯でのアレンジがおすすめ。
リボンは結び方や掛け方などにこだわれば、さらに素敵に仕上がります。
写真は、こちらで配布中のハロウィンタグを使用しています。
またラッピング帯は簡単にセットでき、華やかさを増してくれる便利アイテム。
母の日にはカーネーション柄を、バレンタインにはハート柄を、といつもの定番ラッピングに巻くだけでイベント用に大変身。
やわらかい素材のラッピング帯なら、リボンのように使うことも可能です
■オビーノFP ハロウィンゴースト柄 10枚入~
掛け紙のように巻いたり、リボンのように結んだり、シンプルなラッピングアイテムと自由に組み合わせて、季節の演出にぴったり。
流行色を取り入れておしゃれに
センスの良さを表現するなら、流行色を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
ニュアンスカラー、ビビッドカラーなど、最近のトレンドカラーを使用することで「今っぽさ」あるラッピングに。
欲しいトレンドカラーのラッピングがみつからない、という場合は小ロットで好きな色のラッピング平袋を作成するサービスを利用するのも手。
やっぱりラッピングは平袋が一番!
いろんなラッピングがあって目移りしがちですが、安くて、使いやすくて、アレンジも多彩なのが平袋タイプ。
ここでご紹介した以外にもまだまだ工夫できることはたくさん!
いろいろ試して、自分なりのギフトアレンジを楽しんでくださいね。