袋ラッピングが華やかに!不織布でじゃばら折りを楽しむアレンジ術とコツ

最終更新日: 2025年4月2日 by 梅子

じゃばらラッピング

ラッピングをぐっと印象的に仕上げたいなら、「じゃばら折り」がカギ。
袋の口元を丁寧に折り整えるだけで、贈り物全体がワンランク上の仕上がりになります。

特に不織布のような柔らかな素材は、折り目がきれいに映え、じゃばらの立体感がギフトの存在感を引き立ててくれます。

本記事では、じゃばら折りを美しく仕上げるためのコツとアレンジ例をたっぷりご紹介。
基本の折り方から、横じゃばら・斜め折りなどの応用、イベントに合わせた演出アイデアまで、今日から使えるヒントが満載です。

じゃばらってなに?袋ラッピングが一気に華やぐテクニック

じゃばらを漢字で書くと「蛇腹」。
ヘビがくねくねと動く様子を彷彿とさせる、山折りと谷折りを繰り返す形状を指します。

ラッピングにおける「じゃばら」は、特に平袋のラッピングで使われる定番のテクニックです。
袋に中身を入れたあと、口元を美しく仕上げるために、リボンを結ぶ前に折りを加えて整える方法のことをいいます。

ラッピングをじゃばらにする
梅子
梅子

仕事柄、ラッピングに携わることが多い私ですが、特に平袋をラッピングする際は、蝶々結びの美しさに加えて、じゃばらの仕上がりが重要です。
じゃばらの美しさが平袋の仕上がりに大きく影響するからです。
じゃばらを上手に作れないと、仕上がりが少々残念になってしまいます…

基本の“縦じゃばら”をおさらい

じゃばら折りの中でももっとも基本となるのが「縦じゃばら」。
袋の口元を中心に、山折りと谷折りを交互に重ねてヒダをつくる、ラッピングの定番テクニックです。

きれいに仕上げるコツは、中心から左右対称に折ること
まず袋を半分に折って中央の目安をつけ、そこから交互に折り重ねていくと、バランスよく整います。
このひと手間だけで、袋全体がシャキッと引き締まり、ギフトの印象がぐっと高まります。

折り終わったら、ヒダが崩れないよう口元をしっかり押さえながら、リボンやタイで留めましょう。
ヒダの並びがそろっているだけで、仕上がりの美しさが格段にアップします。

基本の折り方を画像付きで詳しく知りたい方は、以下のページもぜひ参考にしてみてください。

👉 平袋をじゃばらにキレイに整える方法(特集ページへ)

平袋じゃばらラッピング
梅子
梅子

リボン結びもなかなか難しいのですが、リボン結びまで解説したページもありますので、あわせて読んでみてください。

 

【図解付き】平袋ラッピング|初心者でもカンタン!

横じゃばらとピンキングカットで印象アップ

■ 本などのラッピングには横じゃばら

本やノート、缶類などの長方形で硬さのあるものは「横じゃばらラッピング」がおすすめです。
横幅を活かしたラッピングですので、通常のじゃばらラッピングよりもきれいに仕上がります。

横じゃばらでやわらかな印象に

▶ 横じゃばらの手順

リボンは長めに準備してください

このラッピングでは、リボンが長めに必要になります。ラッピングするものの高さ方向の円周サイズ+40~46cmほど用意してください

中身を入れます。

このラッピングでは、本や缶詰などリボンで結んでも形状が変わらない硬さのものがおすすめです。

水平方向に、山折り谷折りを繰り返してください。

山折り谷折りは、同じ幅で繰り返すほうが美しく仕上がりますので、均一なサイズで折ってください。

中央位置を手で押さえておきます

中身の上端まで折り終えたら、折り目をしっかりと付けてください。リボンをかける中央位置を手で押さえておきましょう。

リボンを底面からぐるっと回します。

底面からリボンを回しがけ、リボンの両側が同じ長さになるように調整してください。

蝶々結びをします。

このときの蝶々結びは、「縦結び」になるようにすると美しく仕上がります。蝶々結びの結び方で「縦方向」と案内しているところを「横方向」にして結んでください。

ピンキングカットで印象をプラス

袋の口元をピンキングばさみでギザギザにカットするだけで、
ヒダの端が波型になり、やわらかく手作り感のある印象に仕上がります。

ピンキングばさみでギザギザにカット

じゃばら折りと組み合わせれば、より立体的な表情が生まれ、
無地の袋でもアクセントが効いた印象に。

🛍 この「ピンキング加工」は、ご注文時の二次加工としても対応可能です
「大量に使いたい」「均一に仕上げたい」といった場合は、ぜひ以下よりご相談ください。

👉 ピンキング加工について詳しくはこちら(平袋カテゴリ内 二次加工説明)

💡 ピンキングを活かした活用例は、以下の特集記事でも紹介しています。
👉 母の日ラッピング特集
👉 不織布バッグの再利用アイデア

季節感アップにも!じゃばら折りのアレンジ活用

じゃばら折りは、ただ袋を閉じるだけでなく、
ギフトの印象をがらりと変える“見せるテクニック”

色やリボン、タグなどを加えることで、
季節感やイベントの雰囲気を演出するアレンジにもぴったりです。


「袋の色を変える」「タグを添える」「リボンの位置をずらす」――
ちょっとした工夫だけで、こんな季節感たっぷりのラッピングに!


💡 どの記事も「平袋」を使ったアレンジ例を掲載しています。
季節ラッピングのヒントに、ぜひあわせてご覧ください。

じゃばら折りに向いている袋素材とは?

じゃばら折りをきれいに仕上げるには、袋の素材選びも重要なポイントです。
素材によって折りやすさや、ヒダの整い方が大きく変わってきます。

ラッピングの森不織布製

いちばんのおすすめは「不織布製」

やわらかく、しなやかな質感を持つ不織布素材は、
じゃばらの折り目がふんわりと決まりやすく、立体感も出やすいため、初心者にもおすすめ。

特に「ソフトバッグ」シリーズは、
サイズ・カラーが豊富で、名入れやピンキング加工などの対応も可能。
見た目にも高級感があり、イベントやギフト用にもぴったりです。

👉 不織布製のソフトバッグ一覧はこちら

ポリエステル不織布も◎

少し光沢感のある、しなやかなポリエステル不織布も、じゃばら折りに向いています。
パリッとした質感があり、すっきりとした印象やモダンな仕上がりを演出したいときにおすすめ。

👉 ポリエステル不織布製のソフトバッグ RGシリーズ

■ すこし注意が必要な素材
透明感のあるOPP素材や、硬めのフィルム素材は、
折り目がつきやすい反面、ヒダが整いにくいことがあります。

柄を活かしたい、パリッと感を出したいときには便利ですが、
ヒダの均一さや仕上がりの柔らかさを重視したい方には、不織布系素材の方が扱いやすいです。


💡「袋選びで失敗したくない!」という方は、
👉 ぴったりサイズと素材の選び方特集ページ
もあわせてご覧ください。

梅子
梅子

不織布製の平袋「ソフトバッグシリーズ」は、ラッピングの森でも人気の製品。(自社商品しか画像が付けられなくてごめんなさい…)
しわになりにくくラッピングアレンジもしやすいので、ラッピングの森としては取り扱いのある不織布製の平袋をおすすめします(笑)

じゃばらラッピングのアイデア集

ラッピングをより楽しく個性的に演出したい方へ。
こちらでは、じゃばらラッピングのアイデアをご紹介します。贈り物を包む際に、普通のラッピングよりも一段上の華やかさや工夫を求める方にぴったりのアレンジ方法をご覧ください。

ひなまつり ラッピング

ラッピングタグを付ける

季節を演出するタグや、商品の紹介をしたタグなどを付けることで、オリジナリティの高いラッピングになります。またメッセージや送り主の名前を添えることで、贈り物に温かみや個性を添えることができます。

ラッピング 掛け紙 オビーノ

掛け紙を付ける

掛け紙風ラッピング「オビーノ」は、不織布製の掛け紙で、じゃばらに折り込めるタイプの掛け紙です。簡単に取り付けられるのが特長。

じゃばらラッピングの可愛さをそのまま活かした、立体感のある華やかで可愛らしいラッピングになります。

ラッピングアレンジ

本体とリボンの色を工夫する

色の組み合わせを工夫するだけで、季節やイベントの演出が可能です。
写真では赤と緑の組み合わせで、クリスマスっぽく仕上げています。

このページで紹介した商品

■ソフトバッグベーシック S4サイズ

大人気のソフトバッグシリーズは、国産の平袋シリーズ。中でもS4サイズは一番人気で、マドレーヌが4個入るため、お菓子のアソートやプチギフトにぴったりです。

ソフトバッグベーシック S4サイズ 100枚入 >
ソフトバッグベーシック 特集ページ >
ラッピング商品一覧 >

■オビーノFP 水彩朝顔柄 10枚入~

掛け紙のように巻いたり、リボンのように結んだり、シンプルなラッピングアイテムと自由に組み合わせて、季節の演出にぴったり。

オビーノFP 水彩朝顔柄 10枚入~ >
夏のイベントラッピング >
ラッピング商品一覧 >

誰でもきれいに!じゃばら折りでラッピングの仕上がりをワンランクアップ

袋ラッピングの仕上がりを左右する「じゃばら折り」。
ポイントをおさえれば、誰でも美しく整ったヒダが作れます。

不織布素材の袋は扱いやすく、初心者でもじゃばらをきれいに仕上げやすいので、
まずは定番の「ソフトバッグ」シリーズから試してみるのがおすすめです。


✅ 名入れ・ピンキング加工も対応!
👉 不織布ソフトバッグ一覧はこちら

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贈り物の印象をワンランクアップさせる「じゃばら折り」。
ぜひ、お店やイベントで取り入れてみてください!