最終更新日: 2024年9月2日 by 梅子
「不織布用のシールってありますか?」「不織布ってシールでとめられますか?」という質問をよくいただきます。
この記事では、不織布をシールで止める方法と、実際に止められるのかを詳しく探ります。
不織布を使ったラッピングを成功させるためのヒントも満載ですので、ぜひ最後までお読みください。
目次
不織布はシールやテープなどでつくの?
不織布の特性と接着の難しさ
不織布は多くの場合、エンボスと呼ばれる凹凸のある生地です。
生地同士を接着するには、平面同士がくっつく必要がありますが、不織布にはエンボスがあり、凹んでいる面同士では生地がしっかりと接着しません。
そのため、不織布はシールで接着できるものの、剥がれやすく、しっかりと固定されにくいです。
しかし、エンボスのない不織布であれば、接着が可能です。
ラッピングの森で取り扱っているポリエステル製の不織布は、エンボスのないタイプです。
このタイプは生地と生地がくっつく表面積が広いため、シールでしっかりと接着できます。
このように、不織布の特性を理解することで、適切な接着方法を選ぶことができます。
不織布を使ったラッピングを成功させるためには、この特性を考慮することが重要です。
接着は両面テープがおすすめ!
不織布をくっつけるには、両面テープがおすすめです。
両面テープは接着力が強く、テープ自体がやわらかいためエンボスの凹凸にテープがなじみ、不織布同士をしっかりと固定できます。
特に布製の両面テープがおすすめです。
シーラーでもくっつきます
不織布をその他の方法で口止めする方法もあります。
それがシーラーを使う方法。
シーラーは、フィルム素材などの袋を熱で少し溶かして密封する製品です。
簡易なものなら100円均一でも取り扱いがありますよ。
PP不織布も熱で溶けるため、このシーラーさえあれば簡単に口止めが可能です。
中身を入れてシーラーではさむだけで、とっても簡単ですね。
熱で溶ける特性についての詳細はこちらでまとめています。
不織布のラッピング方法とアイデア
リボンを使わないラッピングアイデア
シールを使えば、リボンを使わずに簡単にラッピングができます。
エンボスのない不織布なら、ラッピングの森の「ソフトバッグFPシリーズ」がおすすめ。
可愛いシールを買って貼るだけでラッピングが完了します。
■ソフトバッグFP テクスチャ柄 S4サイズ 100枚入
エンボスのないさらりとしたポリエステル製の不織布平袋に、リアルなテクスチャ柄(花柄・和紙・帆布・レザー)をプリントし、質感をプラス。手ごろな価格で、上質なラッピングが完成します。
また、前面が透明のOPP素材でできたソフトバッグクリアも、シールラッピングにはおすすめです。
背面は不織布ですが、前面のOPPとの間にシールを貼ると、貼り付け強度が少し増すかもしれません。
■ソフトバッグFP テクスチャ柄 S4サイズ 100枚入
前面が透明なので、中身の商品をしっかりアピールできるラッピングです。後面の不織布は、商品の背景となるので色によってさまざまな演出が可能。店頭でPRしたい商品のラッピングにも最適です。
シーラーを使ったラッピングアイデア
テトラ型ラッピング
コロンと可愛くて、三角形が目を引くテトラ型ラッピング。
下記のステップでラッピングが出来上がります。
細長いアイテムをラッピング
細長いアイテムを包む際にも、シーラーは便利です。
下記のステップでラッピングが出来上がります。
うま○い棒のようなスナック菓子にぴったり!
ただし、100均のシーラーは溶着に時間がかかり、仕上がりがあまりきれいではないため(個人的な見解です)、店舗で利用するなら業務用のシーラーを使うことをおすすめします。
さらに、ラッピングの森では、細長いサイズにあらかじめ加工されたソフトバッグスリムも販売しています。
これらを利用すれば、さらに手軽にラッピングが楽しめます。
まとめ
不織布の接着方法として、シールや両面テープ、シーラーを使う方法を紹介しました。
- シールやテープでの接着: エンボスのない不織布はシールで簡単に接着できます。エンボスがある場合は、布製の両面テープが有効です。
- シーラーの使用: シーラーを使うと、不織布を熱で溶かして密封でき、簡単にしっかりと接着できます。
ラッピングの森では、さまざまな不織布製品とラッピングアイテムを取り揃えています。
これらのアイデアを活用して、楽しいラッピングをお試しください。